【緊急】相場暴落・金融危機での儲け方とは?>>

老後不安の解消手段、リバースモーゲージ【1】


現在、老後に向けての資金準備が進んでいるという方はどのくらいいるでしょうか。

漠然と老後不安を感じながらも、一方で準備がなかなかできていないという状況の方も多くいると思います。

金融広報中央委員会の調査結果(下記グラフ)では、定年前後である50代、60代 の2~3割の方が預貯金などの資産を持っていないという結果が出ています。老後不安を解消すべく準備を進める人がいる一方で、まだまだ資金面に不安を抱えている人も多そうです。

50代・60代の金融資産保有状況50代・60代の金融資産保有状況
平成24年度 家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査)より筆者作成

現在、保険会社の個人年金保険であったり、ネット証券の積立投資であったり、老後不安解消のための資産形成をお手伝いするサービスはいろいろありますが、もし貯蓄する余裕もないまま老後を迎えてしまったらどうしますか?

そんなときの資金調達手段の一つとして「リバースモーゲージ」というサービスがあります。今回はこの「リバースモーゲージ」について紹介していきたいと思います。何十年も先だからという方にも、老後不安解消の選択肢のひとつとしてぜひ知っておいて頂きたいと思います。

1.「リバースモーゲージ」とは

≪サービス内容≫

まずは、リバースモーゲージとはどのようなサービスなのでしょうか。

リバースモーゲージを一言で表すと「逆住宅ローン」です。 住宅ローンは一般的に「持家を担保にして金融機関から一括で融資を受け、毎月返済していく」というものです。

リバースモーゲージは、「持家を担保にして金融機関から定期的にまたは一括で融資を受け、最後に一括返済する」というものです。 ここでの「最後」とは、融資を受けている方が亡くなった時です。亡くなった時に、今まで融資を受けた分を、誰も住まなくなった持家の売却により返済します。

利用できるのは主に現役引退後の高齢者で、収入が少なくても融資が受けられる資金調達方法です。 単純に住宅を売却して資金を得る場合、その後住む場所がなくなってしまいますが、このサービスを利用することにより、生きている間自分の持家に住みながら日常の生活資金を調達することができます。

リバースモーゲージの仕組みリバースモーゲージの仕組み(筆者作成)

≪どういう人が利用する?≫

さて、このようなサービス、どのような使い方ができるのでしょうか。 主な使い方をいくつか例に挙げてみます。

・生活資金の足しに、毎月一定額を調達する。
・自宅をバリアフリーにリフォームするために、その費用を調達する。
・老人ホームへの入居費用として、その費用を調達する。

主に生活していく上で必要となる資金の調達に利用できます。 定年時に結局不動産しか資産として残らなかったという場合に、このような手段がとれます。持家であれば老後の不安が解消できそうです。

とはいえ、いくつかの条件がありますので、リバースモーゲージを扱っている金融機関とあわせて、次章で見てみましょう。

2.リバースモーゲージを扱っている代表的な金融機関

リバースモーゲージを扱っている代表的な金融機関出典:東京スター銀行「充実人生」 , 三井住友信託銀行「リバースモーゲージ」 ,みずほ銀行「みずほプライムエイジ」
(筆者作成)

上記はリバースモーゲージを扱っている主な金融機関の商品についての比較表です。 共通点、相違点としては以下のような点が見受けられました。

≪共通点:居住状況≫

まずは担保の条件として「住宅ローンを完済している持家」であることは全て共通しています。また、契約者夫婦の死亡後住宅の売却により金融機関が返済を受けるので、全て「夫婦以外に同居人(子など)がいないこと」が条件となっています。

≪共通点:利用用途≫

利用用途に関しても3行に相違はありません。生活していく上で必要な「家のリフォーム代」「生活費」「老人ホームの入居費」等であれば、どれも問題なく利用が許されます。

≪相違点:担保要件≫

みずほ銀行は担保となる物件の評価額が4,000万円以上、三井住友信託銀行に至っては8,000万円以上となっていて、比較的高価格な物件を持つ方のみが利用できるようになっています。 これに該当する方というのはかなり限られてくるのではないでしょうか。

また地域に関しても、東京スター銀行が全国の一戸建てと首都圏などのマンションが対象なのに対し、他2つの銀行ではいわゆる大都市圏のみが対象となっています。

このように東京スター銀行と他の2行では、利用可能な方の範囲が大きく変わります。

≪相違点:貸付金利≫

貸付金利に関しては貸付要件の厳しい三井住友信託銀行とみずほ銀行の2行が東京スター銀行に比べかなり有利な条件となっています。

ここまで、リバースモーゲージのサービス概要と、 主要取扱機関の比較を述べて参りました。

「リバースモーゲージ」を知っていた方はどのくらいいたでしょうか。 老後不安を解消する手段の一つとして非常に有効なものではあるのですが、 実はこのサービス、現在急速に普及しているとは言えません。 リバースモーゲージには気をつけなければならない点も、 これから普及していくための課題もあります。

次回「老後不安の解消手段、リバースモーゲージ【2】」でこの点について述べていきたいと思います。


年金メディア|アブラハムグループ

【金融資産3000万円~5億円の方限定】日本国内では入手困難の高利回り実績のある一流海外ヘッジファンドへの投資機会を手に入れるノウハウを限定公開!|アブラハム・ウェルスメディア株式会社

記事管理番号:Abraham-NE-173