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NISA×長期投資 NISA活用のメリットを探る


以前、「注目を集めるNISAについて~5分で分かるまとめ編~」にて、2014年1月から始まったNISA(少額投資非課税制度)について取り上げたことがありました。

NISAは、口座内での株式や投資信託などの売却益や配当金(分配金)が非課税になる制度で、税金をかからなくすることにより日本国民の投資意欲を高め、日本経済を活性化させる事が目的となっています。

このタイミングで改めてNISAを利用するメリットがどこにあるのか?ということを、「長期投資」の観点から考えていきたいと思います。NISAは20代~40代の世代の方に長期投資を促す側面もあります。該当する世代の方には参考になる部分があるかと思いますので、ご一読頂ければと思います。

●NISAの概要

まず、最初にNISAの概要を整理しましょう。

1,非課税の対象:非課税口座内の少額上場株式等の配当・譲渡益

2,口座開設対象者:口座開設の年の1月1日において満20歳以上の居住者等

3,口座開設可能期間:2014年1月1日から2023年12月31日までの10年間

4,開設可能口座数:1人1口座のみ 複数の金融機関の利用も不可

5,非課税枠:年間100万円×5年分=最大500万円の投資元本

6,保有可能期間:最長5年間。途中売却した部分の枠は、再利用不可。また未使用枠の翌年以後の繰り越し不可。ただし、6年目に、100万円を超えた部分を売却して、最大10年の利用が可能。

以上がNISAの概要ですが、今回注目したいのは「6,保有可能期間」です。5年目が終了した段階で、NISAは100万円を超えた分(利益が出た部分)を売却して、6年目以降に移すことが出来ます。この時、売却される部分(利益分)は、売却されても税金がかかりません。

次に以上の点を踏まえて、NISA口座を使って長期投資をした場合、一般口座と比較してどれだけメリットがあるのかについてシミュレーションしていきたいと思います。
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●NISA口座と一般口座、長期投資をするなら税制面ではどちらが有利?

NISA口座と一般口座で長期投資をした場合、税制面ではどちらが有利なのでしょうか。仮に手元資金100万円30年間年率5%の複利利回りで運用した場合で、それぞれ比較シミュレーションしてみたいと思います。※千円以下切り捨てで計算

【一般口座で運用した場合】

30年後
運用結果432万1,000円
利益:332万1,000円
課税額66万4,000円(利益×20%)

【NISA口座で運用した場合】

NISA口座の場合は前提条件として、5年後と10年後に利益は一度強制売却されます。

5年後
運用結果:127万6,000円
利益:27万6,000円
→この利益は強制売却され、一般口座に移されます。
利益27万6,000円に関しては、6年目からは一般口座で複利運用されているものとします。…[1]

元本100万円は継続して、6年目以降もNISA口座で運用します。

10年後
運用結果:127万6,000円
利益:27万6,000円
→NISA期間が終了したため、127万6,000円は全て一般口座に移されます。
11年目以降は、127万6,000円を元本として、30年目まで一般口座で運用します。…[2]

30年後
運用結果
[1] 93万4,000円(5年目に強制売却された利益27万6,000円を6年目~30年目まで一般口座で運用)
[2] 338万5,000円(10年後時点での元本127万6,000円を一般口座で複利運用)

[1]+[2]=431万9,000円

利益:65万8,000円([1]の利益)+210万9,000円([2]の利益)=276万7,000円
課税額55万3,000円(利益×20%)

【シミュレーション結果】

一般口座だけで運用した場合の課税額合計=66万4,000円
NISA口座と一般口座を併用した場合の課税額合計=55万3,000円

NISA口座と一般口座を併用した場合の課税額のほうが、約11万円抑えられる結果となりました。

手元資金100万円でスタートし、運用結果は一般口座では432万1,000円、NISA口座を活用した場合は431万9,000円とほぼ差はありませんでしたが、課税額で差がついたために、トータルではNISA口座のほうが有利という結果になりました。

●結論

NISA口座では、5年後の強制売却時点と10年目の一般口座移行時点において、税金がかかりません。したがって、100万円を30年間長期投資した場合、NISA口座を利用した方が有利なことが分かりました。元本も基本的には同じ増え方をするため大きな差異はありません。

現状、NISAは最長10年間という時間制限がありますが、今後恒久的に制度が適用される可能性もあるとのことです。期間が延長されればされるほど、上記のシミュレーションの通り、NISA口座を使った税金のメリットを大きく享受できることになります。

以上の結果から、NISAが長期投資に向いているということがお分かり頂けるかと思います。20代~40代の方がこれから長期投資を考えられる際、NISAを利用する価値はありそうです。


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