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知らないと損になる?NISAの重要ポイント 【取得価格の更新】とは


image28前回の記事「注目を集めるNISAについて~5分で分かるまとめ編~」ではNISAの基本的なメリットやデメリットについてご案内をしました。今回は、NISA口座を利用する際に非常に重要となる取得価格更新の仕組みについてご説明させて頂きます。

NISAをはじめて5年後、あなたはどうする?

NISAでは、毎年100万円分の投資枠が与えられます。その100万円枠は以後5年間非課税となります。

例えば、2014年1月にA社株式を100万円分購入し、2018年12月 31日に120万円の時価となってNISA口座での運用満了を迎えたとします。この場合、課税対象となる値上がり益の計算では、この120万円が起算点となります。

この時、投資家は以下の3つの選択肢があります。

1:売却
すぐに120万円の値段で売ります。120万-100万=20万の値上がり益を得ることができるうえ、NISA口座で売却するため非課税対象となり、税金はかかりません。

2:通常の証券口座に移す
非課税期間の5年は終了したけれども、まだ値上がりしそうだから保有し続けたい場合、120万円分まるまる通常の口座に移すことで保有し続けられます。売却した際に場合によっては本来よりも多く税金を支払う必要があります。

3:ロールオーバーする
NISAの制度では毎年100万円ずつ投資枠を利用することができます。よって、2018年に満期を迎えた分を2019年の100万円枠に入れる事が出来ます。これをロールオーバーといいます。

以上の3つの選択肢があります。

ここで、皆さんはNISAの「取得価格の更新」という仕組みをご存知でしょうか? どのような仕組みのことなのか、具体的に見ていきたいと思います。

「取得価格の更新」とは?

例えば、NISA口座で2014年に100万円で買ったB社株が2018年に70万円に値下がりしたとします。その後、前述の「2:通常の証券口座に移す」という方法を選び、通常の口座に移管した場合、このB社株の取得価格は70万円に価格更新されます。

これが、NISAの「取得価格の更新」の仕組みです。

その後、通常の口座内でこのB社株を2020年に120万円で売却したとします。その場合、支払う税金は、

(120万-70万)×約0.2=約10万円

になります。しかし、本来100万円でこの株を購入しているので、もし通常口座で100万円でこのB社株を購入し、そのまま売却していれば、税金は

(120万-100万)×約0.2=約4万円

で済みます。

このような場合はNISA特有の取得価格の更新という仕組みがマイナスに働いてしまうので、注意が必要といえるでしょう。「通常の証券口座に移す」という選択肢を選んでしまうと、その後、値上がりしてしまった場合、本来よりも税金を多く支払わなければならなくなるという最悪のパターンになってしまいます。

では、どうすれは良いのでしょうか?上記のような場合は、「通常の証券口座に移す」のではなく、「3:ロールオーバー」させるのがお薦めです。

この満期を迎えた分を翌年の100万円枠に移せる仕組みを活用することにより、仮に値下がりしたとしても、ロールオーバーすれば、その後の5年間の値上がりは非課税を享受することが可能となります。さらに値下がりした分は100万円の枠内で別の商品に入れられることも可能です。

仕組みを把握してから投資しよう

今回の取得価格更新に関しての注意点が必要になってくるのは、投資をして5年後になりますが、これからNISA口座を使って投資をしてみようと思われる方は、制度をしっかりと把握した上での投資をおすすめします。NISA口座は、うまく使えばメリットも多く享受できる制度です。

しかし上で見た場合のように、逆に不利になってしまうこともありますので、十分注意が必要です。政府が力を入れて行う制度だけに、上手に使いこなして効率の良い投資にしましょう。


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