【緊急】相場暴落・金融危機での儲け方とは?>>

世界最大の年金基金 GPIFとは? ~組織編~


日本の公的年金を運用する「GPIF」って?

私たちが毎月支払っている国民年金保険料や厚生年金保険料。どこで運用されているかご存知ですか。私たちの老後の生活に大きく関わってくる年金ですが、その運用機関や運用状況をしっかり把握している方は少ないのではないでしょうか。今回は私たちの年金が運用されている「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)」について理解を深めて頂きたいと思います。

GPIF(Government Pension Investment Fund)とは、私たちは毎月支払っている公的年金保険料(国民年金、厚生年金)を運用している機関であり、その運用額は年金基金として世界最大の規模になります。

日本の年金制度は「世代間扶養」の仕組みとなっているので自分で積み立てた分が老後支払われていくのではなく、今の年金受給者の年金は今の現役世代が負担するという形になります。少子高齢化によって「入ってくる年金保険料」が減少傾向、「出ていく年金給付」が増加傾向のため、GPIFがどのように運用していくかは年々その重要性が高まっています。

GPIFは 単純に訳すと「政府年金を投資する運用機関」というような意味です。上記の通り、国民から徴収した厚生年金と国民年金の管理運用業務を主な業務として行っています。現在、このGPIF管轄は年金関連ということで縦割り的に厚労省が管轄していますが、いったいどのような組織なのでしょうか。

現在のGPIF理事長は日銀出身 前理事長も元日銀出身

GPIFの年金の管理・運用の仕組みとしては、厚生労働大臣から運用寄託されたGPIFの理事長が、金融・経済等の専門家からなる「運用委員会」の審議や意見に基づき、ポートフォリオなどを策定します。

現在の理事長である三谷隆博氏は東京大学法学部を卒業後、日本銀行に入行。営業局証券課長や横浜支店長などを歴任した後、日銀理事を退任しました。日本アイ・ビー・エムなどの顧問を務めた後、GPIFの理事長に就任しました。 経歴自体は非常に華麗ですが、資産を運用した経験や運用に関する手腕は疑問符がつきます。

ちなみに前理事長の川瀬隆弘氏も日銀出身で GPIFの理事長ポストは日銀の天下り先のようです。また、副理事長的なポストである理事という職に就いている大久保要氏は厚生労働省出身であり、 前理事も厚生労働省出身です。

どうやら副理事長のポストの方は厚生労働省の天下り先と位置づけられているようです。HPの役員一覧に出ている役員はあと2人いますが、ホンダ出身と日本航空出身の監事がいます。会計検査院の資料によると、理事長の年収は1,800万円~1,900万円で理事は1,400万円~1,500万円となっています。

日銀出身と厚労省出身の役員達とのことで、頭はとても良いのだと思いますが運用経験がない役員たちに大事な年金の運用を任せて大丈夫なのでしょうか。 「運用委員会」の金融・経済等の専門家の意見を聞いて運用やポートフォリオを決めれば運用の 経験ない役員でも関係ないということかもしれません。

年金積立金運用・管理のしくみについてGPIF組織図
出典GPIFホームページ

「運用委員会」のメンバー構成とは

imega22
GPIF理事長に運用の意見やアドバイスをする「運用委員会」。その構成はどうなっているのでしょうか。昨年の4月の段階で10人の金融・経済の専門家がそのメンバーとなっていて、現職の状況で言うと、大学教授が4人、民間企業の役員などが4人、財団法人のような団体のトップが2人という割合で構成されています。

これまでのメンバーの経歴を見てみると信託銀行での資産管理だったり、投資顧問での勤務やシンクタンクでの研究員がいたり、新聞社に勤めていたりとバラバラです。投資の専門家という方の割合が全体的に少ない印象があります。

コピーやプリンターを販売しているリコーの専務や、調味料を売っている味の素の常務もこの運用委員会のメンバーで、どういった人選となっているかが不思議なメンバーとなっています。 ゴールドマンサックスやJPモルガンなどの外資系証券のアナリストなどは公的年金の運用をおこなっているので難しいということでしょうが、国内最大手の野村証券や大和証券のエコノミストやアナリストなどが入っていないのは不思議です。

これで十分な運用管理ができるのでしょうか。陣容の拡充や運用委員会のメンバーへのファンドマネージャー等の積極的な参加が必要になってくるのではないかと思います。

今回はGPIFの存在意義やその組織、メンバーなどに関して説明してきました。それではGPIFはどのような運用方針で私たちの年金資金を運用していて、どのくらいの運用実績を残しているのでしょうか。運用の方針、実績を次回確認していきたいと思います。


年金メディア|アブラハムグループ

【金融資産3000万円~5億円の方限定】日本国内では入手困難の高利回り実績のある一流海外ヘッジファンドへの投資機会を手に入れるノウハウを限定公開!|アブラハム・ウェルスメディア株式会社

記事管理番号:MCJ-NE-91