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人気低迷?「変額個人年金保険」の現状について


これまでは「タイプ別でみる「変額個人年金保険」!」本当にいいのか?変額個人年金保険で変額年金保険の概要や種類について取り上げ、変額個人年金保険~投資信託と比較したうえでのメリット・デメリット~では投資信託との比較を行ってきました。今回は、変額個人年金保険の現状についてみていきたいと思います。

1.変額個人年金保険の新規契約件数

個人年金保険全体から変額個人年金保険の現状を見ていきたいと思います。
変額個人年金保険と定額年金保険の新規契約数の推移

変額個人年金保険と定額年金保険の新規契約数の推移
「社団法人生命保険協会」のデータより筆者作成

個人年金保険全体の新規の契約数は増加傾向にあることが分かります。分類してみると、定額年金保険は順調に件数が増加しています。一方で、変額個人年金保険に関しては2010年から急激に新規の件数が減少傾向にあります。個人年金保険の全体の割合においては、ピーク時の2006年には45%になっていましたが、現在ではわずか6%近くにまで低下しています。

2.変額個人年金保険の資産残高

次は、変額個人年金保険について資産残高の状況を見ていきたいと思います。初めのグラフが主要保険会社の資産残高です。

2012年度各保険会社における変額年金保険の資産残高

2012年度各保険会社における変額年金保険の資産残高
各データより筆者作成

次のグラフが変額個人年金保険全体の資産残高のシェアのグラフです。
2012年度、各保険会社における変額年金保険の資産残高のシェア

2012年度、各保険会社における変額年金保険の資産残高のシェア
各保険会社のデータより筆者作成

変額年金保険のシェアは上位の保険会社で大半を占めているといえます。

ただ、現時点で、ハートフォード生命、住友生命、東京海上日動フィナンシャル生命、アイエヌジー生命については新規の販売を停止しています。さらに変額年金保険の商品の販売数でみると、2012年のシェア上位7社の商品販売数が33個に対して、販売を休止している商品数は170個と、5倍近くも減っています。

シェア上位7社の変額個人年金保険の商品販売数

シェア上位7社の変額個人年金保険の商品販売数

3.販売休止の要因

1999年に販売が開始された変額個人年金保険の新規契約数は、2002年秋の銀行窓販解禁を機に増加しました。しかしながら、2006年をピークに伸び悩み、2008年の金融危機以降減少しています。また、2008年秋以降の金融危機による運用成績の悪化から変額個人年金保険の主力である年金原資確保型の商品の多くが元本割れとなり、保険会社の経営が逼迫したことから、現在のように変額個人年金保険の販売を休止する保険会社が多く出ました。

このように業界全体として変個人額年金保険の市場は縮小している傾向にあるといえます。2013年に相場の状況が良かったことから変額個人年金保険への乗り換えを考えていた人もいるかとは思いますが、これから変額個人年金保険の市場がどうなりそうなのか見ていく必要がありそうです。


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