【緊急】相場暴落・金融危機での儲け方とは?>>

長生きして年金をより多く受け取るには


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■年金は繰上げ・繰下げ受給ができます

老齢基礎年金は基本的に65歳から支給開始であることはみなさんご存知のことでしょう。ただ、老齢基礎年金は繰上げ、もしくは繰上げの請求もできます。繰上げ請求を行った場合には60歳~64歳までの間で、繰下げ請求を行った場合には66歳~70歳の間で年金の受給開始時期を設定することが可能です。

もらえるものは早くもらったほうがお得と考えるかもしれませんが、繰上げ請求をした場合、年間の受給年金額が減額されてしまうため、一概に繰上げしたほうがお得ということはありません。逆に、繰下げをした場合は増額された年金を受け取ることができます。 具体的には、繰上げたときは(0.5%×繰上げた月数)分が減額されます。例えばちょうど60歳で受給を開始した場合、 0.5%×60ヶ月=30% なので、30%減額となります。 一方、繰下げたときは(0.7%×繰下げた月数)となるため、もし70歳で受給を開始したとすると42%増額されます。 さて、それでは受給総額でみると繰上げと繰下げどちらがお得なのでしょうか?それは何歳まで生きるかによります。

■繰上げ・繰下げはお得?

65歳から受給した場合と繰上げ、繰下げそれぞれ申請した場合を比較してみましょう。下のグラフは平成26年4月時点で満額の受給要件を満たしている場合の基礎年金の受給総額です。 繰上げで60歳から受給した場合と普通に65歳から受給した場合を比較すると、76歳と8ヶ月を過ぎると総受給額は65歳で受給したほうが多くなります。 一方で、繰下げで70歳から受給した場合と65歳から受給した場合を比較すると、81歳と11ヶ月を過ぎた時点で繰下げたほうが、総受給額が多くなります。

年金総受給額受給開始年齢による基礎年金総額の推移 筆者作成

いかがでしょうか。76歳という年齢を考えると意外と早く繰上げのほうが損になってしまうという印象を受けます。というのは、日本の60歳の平均余命は男性が22.93歳、女性は28.33歳となっており、平均余命という面から考えると男女ともに繰上げをした場合のほうが総額でみると損する計算になってしまうからです。 このように、平均余命と比較すると総額でみた場合、繰上げ受給はあまりお勧めできません。 繰下げのほうはどうでしょうか?繰下げは、繰下げをしたほうが得になる年齢のほうが平均余命からみると下なので、平均余命から考えると繰下げ請求は行ったほうが得になる可能性が高いでしょう。

■老後の見通しを立てましょう

とはいえ、60歳から65歳までの期間、貯蓄が十分になく、65歳の受給開始までに繰上げを行わないと生活ができないようなときには、柔軟に繰上げ請求の申請をして対応するのが妥当です。 ただし注意点としては、繰上げにしろ繰下げにしろ請求が受理された場合には、取り消しや変更ができません。退職する前には、必ず一度退職後の資金計画を立てて見通しをはっきりさせた上で、繰上げや繰下げの制度を利用してみてはいかがでしょうか。

参考までに、老後への備えの必要性を痛感させられる記事をご紹介します。
「40代おひとり様の老後がリアルすぎて知りたくない件」


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