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銀行でも個人年金保険が!銀行窓販が市場に与えた大きな影響!!


個人年金保険が銀行や証券会社などの保険会社以外のところでも契約できることは、今となっては当たり前のように感じられますが、以前は個人年金保険が銀行や証券会社で購入できるなんて誰も思いもしないことでした。

この銀行や証券会社が個人年金保険などの保険商品の販売を行うことを“銀行窓販”と呼びますが、個人年金保険市場は銀行窓販によってどのような影響を受けたのでしょうか。

「個人年金保険の販売額の変化」と「加入者によるアンケート結果」から、銀行窓販が個人年金市場に与えた影響をひも解いていきましょう。

●窓販開始はいつから?

まず、個人年金保険はいつから銀行や証券会社で購入できるようになったのでしょうか?

そのきっかけは、1996年から2001年度にかけて行われた「金融ビッグバン」です。この「金融ビッグバン」により銀行・証券・保険の垣根が低くなり、銀行や証券会社でも個人年金保険などの保険商品の販売ができるようになりました。

投資信託もそれまでは証券会社のみでしか購入できませんでしたが、「金融ビッグバン」の影響で1997年から銀行窓販で購入できるようになっています。

窓販は金融商品ごとに時期を分けて解禁されており、生命保険や損害保険等の保険商品は2001年から徐々に窓販が開始されています。

銀行窓販における取扱商品の解禁  金融庁「銀行等の保険募集に関するモニタリング結果について」より筆者作成

個人年金保険は2002年10月から銀行や証券会社で販売されるようになりましたが、銀行や証券会社での保険加入は、すぐに消費者から受け入れらることができたのでしょうか?

●銀行窓販は個人年金保険の救世主!?

過去の個人年金保険の新規契約額の推移を見ると、17兆円もの新規契約があった1993年を境に下降線をたどっています。そして、年々下がっている契約額は銀行窓販開始前年の2001年についに2兆円割れ寸前となります。

個人年金保険の新規契約額の推移個人年金保険の新規契約額の推移
生命保険協会データより筆者作成

 その後、2002年の銀行窓販開始以降、再び個人年金保険の新規契約額は増加し、現在では安定して年間8兆円程の新規契約を獲得していることが分かります。

銀行窓販では、これまで生命保険会社があまり積極的に販売を行ってこなかった変額年金保険を中心に販売が行われます。その変額年金保険の人気も追い風となり、銀行窓販の個人年金保険市場における新規契約金額はついに生命保険会社を上回るまでの勢いを見せます。

一躍、個人年金保険市場の救世主となった銀行窓販ですが、それも長くは続きませんでした。銀行窓販の主力となった変額年金保険がサブプライムローン問題を発端とする金融危機により、立て続けに元本割れを起こしたためです。
銀行窓販の個人年金保険契約金額と市場に占めるシェア

銀行窓販の個人年金保険契約金額と市場に占めるシェア
金融庁「銀行等による保険募集に関するモニタリング結果」より筆者作成

 ピーク時は個人年金保険の約半分までシェアを伸ばした変額年金保険は、その後商品数も減り、販売金額もみるみる縮小していきます。個人年金保険市場における銀行窓販の占める割合も変額年金保険の衰退とともに、その比率は低下していきます。

銀行窓販における個人年金販売は一時と比べると活況とは言えないものの、他の生命保険商品を含めると銀行窓販の新規契約金額は年間6兆円以上の巨大マーケットと言えます。

なぜ、加入者は銀行や証券会社で個人年金保険を含む保険商品の契約を行うのでしょうか?

●銀行窓販、選ばれる理由は!?

なぜ多くの人たちが銀行窓販で個人年金保険などを契約するのか、生命保険の加入チャネルに対する満足度調査から見てみましょう。

今回は「銀行窓販」からと「生命保険会社の営業員」から加入した場合を比較します。

「銀行窓販」と「生命保険会社の営業員」への満足度の比較

「銀行窓販」と「生命保険会社の営業員」への満足度の比較
生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」より筆者作成

銀行窓販で個人年金保険等に加入する人の多くは、わざわざ保険会社に行く必要がなく、近くにある銀行に行けばよいからなどの「手間がかからない」という理由を満足度の上位にあげています。

また、生命保険会社の営業員から加入する場合と比較すると、銀行では個人年金保険等と併せて、投資やローンに関する相談などもすることができ、「他の金融商品に関する情報提供がある」ところに魅力を感じる人も多いようです。

金融ビッグバン以降、ひとつの金融機関でより幅広い金融商品の案内を受けることが可能となりました。お気に入りの担当者に自身のライフプランを総合的にアドバイスしてもらえるメリットもありますが、担当者に求められる知識もそれに応じて多くなっています。

ひとつの金融機関にまとめるか、餅は餅屋で目的に合わせて金融機関を使い分けるか、どちらを選ぶにしても私たち自身が最低限の知識を身につけておくことが、これからは必要となってきそうです。


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